記事詳細

【安達純子 今すぐ始めるインフル・風邪撃退術】自分に合った民間療法は重症化を防ぐことも 真冬に飛び回っていた半ズボンの子ども (1/2ページ)

★(8) 

 風邪予防では、一般的に、ショウガ湯などで身体を温める、ヨーグルトなどの乳酸菌で腸内環境を整えて、免疫力を向上させるなど、さまざまな民間療法がある。昭和半ばの時代には、「子どもは薄着の方が風邪をひきにくい」などといわれ、真冬でも半ズボンの子どもがいた。傍から見れば寒そうだが、半ズボンの子どもは元気に飛び回っていた時代があった。こうした民間療法は今でも通用するのだろうか。

 「科学的に見れば、風邪をひかない万能策は明らかになっていません。しかし、身体に良いと思われる方法は、有害なことがないものであれば取り入れてもよいでしょう。体調が優れないと、風邪やインフルエンザに感染したときに症状が重くなりやすいので、体調管理の一環として民間療法を活用してみるのもいいでしょう」と、川崎市健康安全研究所所長の岡部信彦医師。

 たとえば、疲れたときに「温かいスープを飲んだら元気になった」という人は、それもOK。「お茶でうがいをしたら風邪をひかなかった」なら、その習慣もアリだ。つまり、自分の経験則で「体調がよい」あるいは「よくなった」方法は、風邪予防として取り入れてもちろん構わない。ただし、有害なものではないことの確認が必要だ。

 「バランスのよい食事や適度な運動、睡眠は、当たり前のように体調管理でいわれますが、それが、風邪やインフルエンザに感染したときに、重症化しない上でとても重要なのです」(岡部所長)

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう