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【必読!老眼との上手な付き合い方】我慢せず早期の対策が重要 無理をすると「老眼に起因する眼精疲労」に (1/2ページ)

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 目のピント調節がうまくいかなくなってきた、特に、遠くは見えるのに近くを見ようとするとぼやけてしまう…。いわゆる「老眼」の典型的な症状だ。

 今、あなたの目とこの紙面の距離は何センチだろう。30センチ以内ならとりあえずはセーフだが、30センチ以上離さないと文字がはっきり見えない場合は、老眼の危険性がある。

 もう一つ、簡単な老眼テストがある。目の前で軽く腕を伸ばし、人差し指を立てる。この指をじっと見つめ、ゆっくり顔に近づけるのだ。指がどこかの地点に来ると必ずぼやけるはずだが、その地点が目と30センチ以内の距離ならOK、それ以上なら老眼かもしれない。

 ちなみにこのテストは、普段使っているメガネやコンタクトレンズを装着した状態で行うことが重要(ただし老眼鏡は除く)。

 日頃は「何センチの距離でぼやけるか」など意識することはないが、こうしたテストをすると、自分の目の実力がよくわかるはずだ。「老眼の危険性アリ」となったら、今日から始まるこの連載を参考にして対策を講じてほしい。

 そもそも老眼とは何なのか-。まずその仕組みを解説しておく。

 目のピントは、眼球の角膜や瞳孔の奥にある「水晶体」というレンズのような組織が厚みを変えることで調節している。といっても水晶体自体が勝手に厚くなったり薄くなったりするのではなく、水晶体を支える「毛様体筋」という筋肉が緊張したり、力を緩めたりすることで水晶体の厚さを調節しているのだ。