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【ベストセラー健康法】歯はみがいてはいけない? 概念変えるデンタルフロスを主とした口腔ケア (2/2ページ)

 また、睡眠中の乾燥によって歯垢が大繁殖するため、歯ブラシを使ったブラッシングは起床直後と就寝前に行うのが効果的だという。

 さらに、「唾液を口内全体に循環させることが虫歯予防、歯周病予防につながる」と説く。先に挙げたデンタルフロスには、歯と歯の間に唾液の通り道を作り、唾液が最大能力を発揮できるようにする効果もあるそうだ。

 唾液を循環させる方法として挙げられているのが「舌回し」(別項参照)。口内の細菌を減らすだけでなく、舌を鍛えることで、咀嚼(そしゃく)や嚥下などの機能も向上するなどいいことずくめだという。

 著者は舌回しを毎日のケアに取り入れ、「朝食後と昼食後にデンタルフロス&舌回し」、「起床後と就寝前にデンタルフロス&音波歯ブラシでブラッシング」を習慣にしているそうだ。

 その他、本書ではデンタルフロスや歯ブラシなどの選び方、正しい使い方を詳細に解説し、歯科衛生士推薦のケアグッズを具体的な商品名を挙げて紹介。また年代別のケアや口臭対策についても言及している。

 「『知らなかった』『常識がひっくり返った』という声をたくさんいただいています。本書を参考に、白い『歯』の部分にだけ集中していた意識を、お口全体に広げ、オーラルケアへと進化させていただければと思います」(担当者編集者の村上誠さん)

 「実践編」だけあって、口腔ケアのすべてがわかる。日頃の歯みがき習慣を見直し、新たなケアに取り組む契機にしてはどうだろうか。(井田峰穂)

 ■舌回しのやり方
 (1)舌先を右上の一番奥の歯茎と頬の間に置く。
 (2)歯の外側をなぞるように、右上奥から順番に左上奥へと舌を移動。次に左下奥から右下奥に舌を移動させて舌を回す。これを10回。
 (3)反対回りにも10回動かす。

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