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【大崎裕史 麺喰いにつき】低価格で本格的な味を提供 「くにまつ」紙の器が示す決意 (1/2ページ)

 都内において担々麺及び汁なし担々麺の何度目かのブームが来ている。最近オープンした担々麺などがメーンの店は「六坊担担面」(池袋)、「汁なし担担麺くにまつ」(神保町)、「子うさぎ」(神保町)、「東京担々麺RAINBOW」(立川)、「蝋燭屋」(銀座)「一柳」(世田谷・上町)などがある。

 そんな中で今回注目したいのは広島から進出してきた「くにまつ」で10月14日オープン。都内の「広島式汁なし担々麺」をラーメン検索サイト「ラーメンデータベース」で検索してみたら、「広」(秋葉原)、「ひよこ堂」(湯島)、「キング軒」(芝公園)、「めでたい屋」(茅場町)、「からまる」(大久保)、「山椒家」(新橋)、「K’s」(武蔵境)、「ぐりんぐりん」(勝どき)とたくさん出てきた。検索漏れもあるかもしれないので、結構な数である。

 広島で汁なし担々麺を最初に出したのは「きさく」(創業=2001年)である。もちろん店主は中国・四川に行って感化され、オリジナリティーを加えて広島で創業。その元祖の店が広島に広げる役割を果たしたかというとそうではないところが面白い。

 しかも長野県松本でラーメン店をやっていた店主が「きさく」の影響を受けて広島に広げることになるのだ。それが「くにまつ」(同=08年)。レシピを公開してどんどん増えていった。元祖は「きさく」、中興の祖は「くにまつ」などといわれている。

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