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パートか派遣社員か。それぞれのメリット・デメリット (1/3ページ)

 結婚、出産などの理由で一度は仕事を辞めたものの、再度仕事を始めようとする女性にとって悩ましい問題がある。それは、税法上、夫の扶養範囲内か範囲外かで配偶者控除適用の有無が分かれ、見極めが難しいという点だ。「教えて!goo」にも「パートか派遣社員か」と投稿があり、子供のいる主婦が、夫の扶養範囲内でパート勤務するか、扶養範囲外で派遣社員として働くかで悩んでいた。そこで、既婚女性はどのような観点から自分の働き方を選択し、決定するとよいのか、浅野千晴税理士事務所代表の浅野千春さんに話を聞いてみた。

 ■扶養範囲内のパートで働くメリット

 パートタイム労働とは一般的に、正社員より少ない勤務日数や時間で働く労働形態のことだ。そのメリットはどのようなことだろう。

 「女性のライフスタイルの変化に伴う時間的な制約に応じ、無理のない範囲で働けることがパートタイマーの最大の強みです。現在は、パートの年収を103万円以内におさえると『扶養範囲内』とされ、『配偶者控除』という税金面でのメリットを最大限活用して収入を得ることができます。ただし100万円以上では住民税のみ課せられるのが一般的です」(浅野さん)

 配偶者控除とは俗に「103万円の壁」と呼ばれ、妻の年収が103万円以下のときに適用される所得控除のこと。妻の年収が103万円以内であれば、夫の収入から納める税金が38万円控除される優遇制度だ。

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