記事詳細

【安達純子 血圧を下げる新常識】食べ過ぎ予防へ、適切なカロリー摂取量を知ろう 「食べていないのに太る」と言う人に限って間食しがち (1/2ページ)

 国内の高血圧患者は4300万人と推計されるが、残念ながら放置してしまう人は少なくない。中でも「内臓型肥満」を抱えた人の高血圧リスクは問題だ。

 日本高血圧学会によれば、塩分は1日6グラム未満、毎日30分以上のウオーキングなどの有酸素運動、バランスのよい適量な食事などは、脳卒中や心筋梗塞などを発症していない人にも、高血圧の改善・予防で推奨されている。しかし、守れない人もいるだろう。

 「狭心症や心筋梗塞の患者さんには、内蔵脂肪型肥満を抱えている方がいます。その方々に、生活習慣について尋ねると、運動不足については、多くの方が認識していますが、食べ過ぎについての自覚は乏しいことが多い。そこにまず気づいていただくことが重要です」

 こう話す千葉大学医学部附属病院の循環器内科科長の小林欣夫(よしお)副病院長は、心血管内治療を数多くこなすスペシャリスト。高血圧の薬を服用しながら、狭心症や心筋梗塞になってしまった患者も多く診てきた。薬に頼って生活習慣を見直さないことで、動脈硬化が促進し、再発や合併症リスクの高い人たちだ。

 「内臓脂肪を減らすには、総摂取カロリーをコントロールしなければなりません。ご自身の1日に食べてよい総摂取カロリーを把握し、それ以内に収めた上で、運動を心掛けていただきたいのです」

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース