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【冬季うつの対処法】リズム乱す「週末寝だめ」 正月の夜更かし、帰省する夜行バスにも注意が必要 (1/2ページ)

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 ある朝、いつものように起きられず、激しい睡魔と倦怠(けんたい)感、さらに気分の落ち込みなどの症状に突然襲われる「冬季うつ」。日照時間の短さに加え、週末の寝だめなど、睡眠リズムを乱すようなことをしていると、起こしやすくなるという。

 冬季うつになりやすいのは、どんな人か。「(1)夏が大好きで、冬よりも夏の方が元気な人(2)マイペースでコツコツ努力する傾向の人(3)仕事熱心な人-このような人は、睡眠リズムが乱れると発症しやすいので注意してください」と、NPO法人日本ブレインヘルス協会の古賀良彦理事長(杏林大学名誉教授)が警鐘を鳴らす。

 決して特異な体質の人がなるのではない。(1)~(3)に該当する読者は少なくないだろう。日照時間が短いと、睡眠ホルモンのメラトニンの抑制と分泌が上手くいかなくなり、冬季うつの症状に結びつきやすくなる。睡眠リズムを乱す行為は大敵。徹夜勤務のほか、年末の帰省も要注意。

 50代のBさんは、帰省のために長距離の夜行バスに乗り込んだ。「ようやく休みが取れる。故郷でゆっくりするのが楽しみ」と安堵していたが、リクライニングシートとはいえ、慣れない環境で寝つけなかった。翌朝耐えきれない眠気とだるさが襲い、冬季うつを発症してしまった。

 「冬季うつは、バスや列車、飛行機で眠れないといったことでも起こります。また、年末年始に睡眠リズムが乱れることで正月明けにも起こしやすい。休暇中もなるべく普段と同じ生活を心掛けていただきたいと思います」(古賀理事長)

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