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つみれとつくね、ソテーとムニエル、何が違うの? (2/2ページ)

 ■ざる蕎麦ともり蕎麦、ローストとグリル、ソテーとムニエルの違い

 蕎麦屋の祖父母を持つ小山さんに「ざる蕎麦」と「もり蕎麦」の違いも聞いてみた。

 「もともとは味も違ったようですが、今では容器に盛ってあるのがもり蕎麦、それに刻み海苔がのっているものをざる蕎麦というのが一般的です」(小山さん)

 ほかにも混同しがちなものがあるという。

 「ローストとグリルも分かりづらいと思います。ローストは『食材をオーブンで蒸し焼き、もしくは薫製にした、間接的に火を通した料理』です。グリルは『フライパンや直火焼きで、直接火を通した魚や肉などの料理』です。もう一つ、ソテーとムニエルも紛らわしいですね。ソテーは『肉や野菜等をフライパンで少量の油で軽く炒める料理やその調理法』で、ムニエルは『下味を付けた魚に小麦粉等をまぶしバターで両面焼いた魚料理やその調理法』です」(小山さん)

 そういわれてみると、肉のムニエルは聞いたことがない……。

 ■「つみれ」と「つくね」の変わり種レシピ

 「つみれ」と「つくね」の呼び名の由来を知ったところで、小山さんに変わり種レシピを教えてもらった。

 「つみれはエビのすり身に卵や玉ねぎのみじん切りなどを混ぜ合わせたタネ(お好みでパクチーを加えてもOK)を、パンの片面に塗って揚げ焼きをしてみてはいかがでしょうか? スイートチリソースを添えれば、タイ風エビトーストのできあがりです。一方のつくねは、豚ひき肉に玉ねぎのみじん切りを混ぜたタネ(または鶏のつくねのタネ)を餃子の皮で包み、ゆでましょう。トマトソースやお好みのパスタソースをかければ、イタリア料理のラビオリのようなアレンジ料理に仕上がります」(小山さん)

 アイデア満点のつみれとつくね料理は、食欲をそそりそうだ。

 今回は、料理や食事に関する言葉の違いや成り立ちから思わぬ発見があった。食への関心にもつながれば、食育の一環として、取り入れるのもいいかもしれない。

 さて、寒い時期はまだまだ続く。今夜のおかずはアツアツの「つくねラビオリ」にしようかな。

 ●専門家プロフィール:小山有希

 日本料理屋の両親、蕎麦屋の祖父母、和菓子屋の主人の祖父母を持ち、食の大切さを実感。それを伝えるべく、料理研究家として活動中。主な著書に『おなかすっきり!やせて健康になる豆乳ヨーグルト』(日本文芸社)』などがある。

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