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【大人のクルマ旅】大自然に驚き、飽きずに楽しめる山歩き 泉佐野で1300年飛び越えるドライブ (1/2ページ)

★大阪・泉佐野(後編)

 大阪府泉佐野市は関西国際空港からクルマで30分ほど。海に面しているが、山あいには温泉地がある。今宵の宿、犬鳴山温泉「不動口館」では夕食に名物の「犬鳴ポーク鍋」をいただいた。

 地元のブランド豚「犬鳴豚」は通常より長く飼育することで甘味のある脂身とさしの入った赤身が特徴。地元産のタマネギと水菜などを使った鍋は知る人ぞ知る大阪の名物料理だという。柔らかい肉の触感に頬もゆるむ。

 その後、部屋の風呂につかりながら川沿いの紅葉を眺める気分も格別だった。空港に近いこともあり、最近は日帰り入浴も含めて外国人客も多く訪れるという。

 犬鳴山は1300年あまり前に修験道場として開かれた。葛城二十八宿修験道の根本道場である。大阪の人たちには、貴重な自然を楽しめるハイキングコースとしても知られる。スギ、ヒノキをはじめコナラ、リョウブなどの広葉樹も豊富でモミジ、カエデの紅葉もまだ残っていた。山中には大小の滝があり、特に両界の滝、塔の滝、弁天の滝、布引の滝、古津喜の滝、千手の滝、行者の滝の七瀑が名高い。

 旅館をチェックアウトして、行者が滝に打たれて修行する「行者の滝」まで川沿いの山道を歩くこと約1時間。大阪にこんな大自然があったのかと驚かされた。途中、地名の由来になった犬の墓や、縁切り不動など見どころも多く、飽きずに山歩きを楽しめる。

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