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【人とペットの赤い糸】超高齢化社会をリードする日本、ペットと同居できる高齢者施設で先進諸国のモデル地域に (1/2ページ)

 超高齢化社会といわれて久しいが、日本は先進諸国の中で65歳以上の高齢者人口は3514万人で過去最多になり、総人口比も27・7%と、最も高齢化が進んでいる。団塊の世代全員が後期高齢者の75歳以上になる2025年以降は、現在41兆円の医療費もさらに拡大し、要介護の高齢者が飛躍的に増えることが予測されている。

 有料高齢者ホームやサービス付き高齢者向け住宅に移り住み、豊かで安心な老後を過ごしたいと思っている人は少なくない。高齢者施設の多くがペットを受け入れないため、ペット愛好家の高齢者には、まだまだ日本はペットとともに暮らすにはハードルが高いと言わざるを得ない。

 しかしながら、近年高齢者住宅の中には、ペットを迎え入れる施設も少しずつ出てきている。今後、人とペットの共生にふさわしい施設の充実が望まれる。

 以前、外資系のペットフードメーカーの社長時代、日本動物病院協会(JAHA)の先生方が訓練したワンちゃんを何頭か高齢者住宅に寄贈し、食事面のサポートを長年にわたって行っていた。JAHAの先生方とともに高齢者施設にペットを寄贈したとき、毎回感じることがあった。高齢者の方々がワンちゃんと面会した途端、満面の笑みでペットに触れ、高齢者同士の会話も弾むようになったことである。

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