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年末年始は“尿酸値”に注意! プリン体と上手に付き合い、自分に合った排出法を (1/3ページ)

 宴席などで食べ過ぎ飲み過ぎになりがちな年末年始。気になるのが尿酸値だ。基準値の7・0mg/dlを超えるのが高尿酸血症で、最近は20代や30代にも増えているという。そのまま放っておくと、中高年になったときに痛風を発症するリスクが格段に高まる。

 尿酸値と聞いてイメージされるのが“プリン体”だ。プリン体は、日頃われわれが口にしている食品のうまみ成分だ。プリン体から作られる尿酸は、活性酸素から身体を守る働きもある。尿酸は、尿や便で排泄(はいせつ)される。「尿酸を排泄する能力は体質によります。食事でプリン体を摂取しすぎると血液の尿酸値が上昇します」と解説してくれたのは、痛風に関する書籍を出版するなどスーパー開業医として知られる、東京・秋葉原駅クリニックの大和田潔院長だ。

 「今は日本の成人男性の3割から4割が、尿酸値が基準値を超えた高尿酸血症。そういう人は、タラコや明太子などの魚卵、あん肝やレバー、もつなどの臓物、魚の干物や塩漬けなどプリン体の多い食品を控えるように言われますが、最近はそうした食べ物の影響より、エネルギーの摂取過多の方が高尿酸血症に至る要因として大きいのではないかとみられています」

 高尿酸血症が要因で、中高年になると発症が増加するのが痛風だ。「痛風は、高尿酸血症の成れの果て。高血圧や糖尿病を伴う場合もあるし、動脈硬化やCKD(慢性腎臓病)などの腎障害、尿管結石といった合併症にかかるリスクもはらんでいます。高尿酸血症そのものには症状がないので、それが予防や治療を遅らせる要因となっています」と警鐘を鳴らす。

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