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【後悔しない がん治療法の選択】自分に合った補完代替医療を選ぼう 我慢続くならやめて問題なし、必ず主治医に相談を (1/2ページ)

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 補完代替医療、統合医療には、がん患者のうまく回らなくなった「がんに対する免疫サイクル」を再び回せる可能性があることを前回紹介した。その方法は、直接免疫サイクルを回せる可能性のあるもの、つまりがんの増殖を抑えたり縮小を望むための治療法と、現在残っている免疫力を温存するための治療法との2種類がある。

 実は手術、抗がん剤、放射線の標準治療も、がんを取り除いたり攻撃したりすることで、免疫サイクルを回すきっかけとなることが期待されている。さらに補完代替医療で残る免疫力、体力を温存、回復することができれば、がんに対する免疫サイクルを再び回すための土台作りになる。

 補完代替医療は、免疫力、体力を温存することが得意なタイプが多く、エビデンス(科学的根拠)のレベルもそれなりに高いものがある。たとえば漢方薬は、日本では約150種類、生薬は200種類以上が保険適用に。厳密には補完代替医療とは言えないが、標準治療等と最も合わせやすい治療法と言える。

 相模原協同病院放射線科部長の福原昇医師は、患者が治療をドロップアウトしないために、必ず漢方薬を併用するという。

 「漢方薬は、放射線治療によって生じるさまざまな痛み、症状に対して非常に効果的です。放射線は根治治療や緩和治療のどちらも行いますが、漢方薬で痛みを取ることが気力の維持につながり、治療効果にもよい影響をもたらします」

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