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【松浦達也 肉道場入門!】「肉の常食化」でわかりやすいブームなし 2017年は脱“肉食後進国”の年 (1/2ページ)

 暮れも押し迫ってきた。今回は2017年の肉事情を振り返っておきたい。

 今年のキーワードは「肉の常食化」だ。誤解を恐れずに言えば、今年はわかりやすいブームはなかった。

 少し前の例で言われたような「熟成肉」「赤身肉」といったキーワードがひとり歩きすることも少なくなった。

 少し前「新業態!」としてもてはやされた「いきなり! ステーキ」に代表されるような目新しい店を報道で見かけることは少なくなった。

 もっとも同店の行列は健在。流行の糖質制限食を取り入れる人にとっては、ライスなしの値引きや付け合わせの変更システムなど自由度の高さが魅力のよう。

 持ち込みもワイン1本1000円で可能。“ステーキ角打ち”のような使い方もできるという。

 もうひとつの大きな流れは「肉の多様化」だ。昨年までは「肉=牛肉」だったが、今年はジビエも含めて、多種多様な肉が選択肢に上るようになった。

 顕著だったのが輸入牛で、今年は昨年までの「バザス牛(フランス産)」のように目新しいブランド牛があまり目につかなかった。

 代わりに、米国の「アンガス牛」など、すでに一定の認知を得ている肉が存在感を示した年だったと言えよう。

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