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【大崎裕史 麺喰いにつき】ミシュラン東京2018の偏った選定 「外国人に食べさせたいラーメン」では? (1/2ページ)

 今年も12月1日に東京エリアの厳選した飲食店・レストラン・宿泊施設を紹介する「ミシュランガイド東京2018」(日本ミシュランタイヤ株式会社)が発売された。私にとっての興味はもちろん「ラーメン」である。16年版で「蔦」(巣鴨)が世界で初めてラーメン店として星を獲った。17年版では「鳴龍」(大塚)が続いた。ラーメン店が3年連続で星を獲るかどうか注目されたが今年は無し。しかし2軒とも星は維持して掲載された。

 その一方でビブグルマン(星は付かないがコストパフォーマンスが高く、良質な料理を提供する店)の大幅な入れ替えが行われた。新たに掲載されたのが6軒。▽「八雲」(池尻大橋:ワンタンメンがオススメ)▽「きなり」(駒込:淡麗スープが人気)▽「坂本01」(王子神谷:麺線が綺麗)▽「麦苗」(大森海岸:スープも自家製麺も美味)▽「みつヰ」(浅草:手揉み麺とおろしそばに注目)▽「にじゅうぶんのいち」(東尾久三丁目:鶏清湯スープがうまい)。

 傾向としては鶏ベースの清湯あっさり系が多く、うま味調味料を使わない無化調スープが目立つ。ラーメンは多種多様性が受けているのにものすごい偏りである。ある意味、審査員の好みの傾向がわかる。もしくは「ミシュランが外国人に食べさせたいラーメン」がこういう傾向なのか? とうがった見方をしてしまう。

 一方、前年までのビブグルマン掲載店で今年載らなかったのが9軒ある。「篝」(銀座)「むぎとオリーブ」(銀座)「ビーハイヴ」(旗の台)「ドゥエ イタリアン」(市ヶ谷)「ソラノイロ」(麹町)「好日」(東中野)「青葉」(中野)「花道」(野方)「えどや」(小岩)。

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