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【冬の突然死に気をつけろ!】脳梗塞の“危険な兆候”3つのサイン 意外な危険スポット「冬場のゴルフ場」で血圧上昇 (1/2ページ)

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 冬場の血圧急上昇は脳卒中につながりやすい。温度差が血圧上昇に関わるため、寒い脱衣所の入浴、夜間のトイレなど、室内での温度差にも注意が必要だ。もちろん、外出するときも暖かい服装を心掛けることがなにより。そして、意外な危険スポットが冬場のゴルフ場だ。

 早朝からゴルフ場へ向かうときには、自律神経の働きで血圧は上昇傾向にある。寒い外気に触れればなおさらだ。ゴルフコースを巡りショットを打つうちに、さらに血圧は上昇し心拍も速くなる。「最後のパットを決めよう!」と緊張すると、そのストレスで血圧と心拍の乱れに拍車がかかる。結果として、心筋梗塞や脳卒中などにつながる。さらに、脳梗塞を引き起こす心房細動という不整脈も生じることがあるので、十分に注意が必要だ。

 「心房細動により、心臓内に生じた血栓が血流に乗って脳の血管に到達し、それが詰まることで脳梗塞になります。これを心原性塞栓(そくせん)症といいます。脳の太い血管が詰まりやすく、脳の血管で血栓が生じる脳梗塞よりも、死亡率が高いのです」

 日本医科大学付属病院神経内科の木村和美教授が警鐘を鳴らす。

 正常な心臓は、規則正しく動いているが、心房細動では、心臓の上の心房部分の心電がうまく伝わらなくなり、プルプルと震えたような状態になる。停滞した血流の中で生じた血栓が血流に乗り、脳の血管を詰まらせるのが心原性塞栓症だ。

 「脳梗塞は、早期段階の適切な治療を行えば、命を取り留め、脳へのダメージを防いで後遺症も低減することが可能です」

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