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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「白」》初雪のシカゴは白銀の世界 (1/2ページ)

 地上94階の展望台から街並みを見下ろすと、高層ビルが夕日に照らされオレンジ色に染まっていた。夕焼けに負けじと輝くオフィスの照明。夕暮れ時、刻々と変化する摩天楼の景色は圧巻だった。

 ニューヨーク、ロサンゼルスに次いで約270万人が暮らす米国第3の都市シカゴ。東に五大湖のひとつ、ミシガン湖が広がるイリノイ州最大の都会は、“Windy city(風の街)”の愛称を持つ。冬場は湖から吹く季節風で、体感温度は想像以上に低い。

 ビジネス街の印象も強いシカゴには、ユナイテッド、マクドナルド、ボーイングなど多くの大企業が本社を置いている。また、イリノイ州はアイオワに次ぐトウモロコシ、大豆の生産地でもあり、そうした穀物を扱う世界最大級の商品先物取引所もシカゴにある。

 摩天楼が広がる街並みの成り立ちは、1871年10月に発生した大火に遡(さかのぼ)る。3日間燃え続け焼け野原となった街では大規模建築が可能になり、世界的な建築家が集まった。フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエ…。多くの建築家が腕を競い、数々の高層ビルがそびえる街が出来上がった。

 今、摩天楼はシカゴの重要な観光資源。街並みそのものが建築物の博物館になっている。中心部を流れるシカゴ川を下る「建築クルーズ」では、川岸の左右に連なるビル群をひとつひとつガイドが解説する。

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