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【冬の体を守るための6講座】医師がインフルエンザ予防のためにやっていること そもそもワクチンはウイルス感染を完全に防ぐものではない (1/2ページ)

 厚生労働省によれば、毎年およそ1000万人が感染するというインフルエンザ。今年も全国的な流行期に突入した。予防接種のためのインフルエンザワクチンは、今年は供給が遅れた。希望する時期に接種できず、不安をつのらせた人もいるだろう。

 東京・御茶ノ水聖橋クリニックの林同文医師が現状を明かす。

 「例年、医療関係者は10月から11月末頃までの早期にワクチンを接種することが多いのですが、今年は、12月に入ってもワクチンの入荷数が十分ではない状況です。患者分を優先するために、医療関係者の接種分を早い時期に確保できなかった医療機関もあったようです」

 接種が例年よりも遅れた人や、これから接種する予定の人は、すでに全国的な流行期に入っている中、どんなことに気をつければよいのか。

 「まず、インフルエンザワクチンが効果を発揮する時期に留意してほしい。体内に抗体ができるまで約2週間から3週間は要するため、接種後すぐに効果があるわけではありません。また、その効果は成人で約5カ月程度あるといわれています」

 ワクチンの効果が出始めるまでの期間を考慮すると、接種間もない人やこれから接種する人は、年末年始に人出が多い場所への外出は、十分に用心した方が良いだろう。特に、感染すると重症化するリスクが高い高齢者や基礎疾患がある人などは、注意が必要だ。

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