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事前に親に体罰の許可をもらう「合理的スパルタ塾」の高実績 (1/2ページ)

 「パチーン」。教室内に大きな破裂音が響き渡る。愛知県名古屋市にある学習塾『集賢舎(しゅうけんしゃ)』。古びた雑居ビルの2階にある教室の四方には、教材の入った段ボールが所狭しと置かれている。

 チャイムの音を合図にして、机の上に教科書を広げる8人の生徒たち。岡田永吉塾長の授業が始まると教室が活気に包まれた。

 この日の授業は数学だ。岡田塾長は、ときに笑いを交えながら和やかに授業を進める。しかしテストの時間に、ひとりの男子生徒が判読不能な雑な字で書いた答案を出すやいなや、教室の雰囲気が一変した。岡田塾長がこの生徒を起立させ、「厳重注意、入試本番だったら無条件にバツだ、歯を食いしばれ」と言いながら、右の手のひらで生徒の左頬を叩いたのだ。

 同塾は、親にあらかじめ「体罰NG」「シッペまでならOK」「ビンタまでOK」から1つを選んでもらい、それに沿った指導をする「合理的スパルタ塾」だった。岡田塾長が指摘する。

 「本人、親、第三者の誰が見ても悪いことについて体罰を含めた指導を行うのが『合理的スパルタ教育』。たとえば宿題を忘れる、人に迷惑をかける、友達をいじめる、授業を妨害する。こうしたことはすべて体罰の対象になります。本人も自分が悪いとわかっているから『体罰されて当然』と思っているし、保護者からの苦情もありません。むしろ『ここまでやってくださってありがたい』と感激されるかたもいらっしゃる」

NEWSポストセブン
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