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【安達純子 血圧を下げる新常識】寝るときの質と量、どう確保するかは高血圧改善の重要ポイント コツは生体リズムを正すこと (1/2ページ)

 塩分をとり過ぎると、血中の塩分濃度を下げるため、血液量が増えて血管壁に圧力がかかり高血圧になりやすい。減塩の大切さが浸透してか、厚労省の2016年「国民健康・栄養調査」では、食塩摂取量の平均値は約10グラムで、10年前から右肩下がりに減少している。ところが、減塩や食事制限を気にしても、なぜか体重が減らず、高血圧の改善もままならない人はいる。その原因のひとつと考えられているのが、睡眠の質と量だ。

 「ぐっすり眠ると、大人でも成長ホルモンが分泌され、血管再生によって動脈硬化の改善・予防につながります。血管の柔軟性が保たれることで、血圧にも良い影響を及ぼすのです。逆に睡眠の質が悪いと、新陳代謝が悪くなり、メタボリックシンドロームも後押しするのです」

 『朝シャキーンと起きる方法』(セブン&アイ出版)の監修者、睡眠評価研究機構の白川修一郎代表が説明する。

 寝ているときには、当然のことながら食事をしないため、心臓などの臓器は脂肪をエネルギー源としている。寝れば痩せると思いたいが、そうではなかった。体のエネルギーを使わずに、ため込もうとするのが睡眠なのだという。

 「睡眠不足だと、食欲に関わるホルモンバランスも悪くなり、ご飯などの炭水化物やスイーツ(糖質)に対する欲求が強くなる。脳の抑制が効きにくくなるため、衝動的に食べてしまうことにもなります。特に寝る前が、食欲が最も高くなる時間なのです」

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