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【安達純子 血圧を下げる新常識】寝るときの質と量、どう確保するかは高血圧改善の重要ポイント コツは生体リズムを正すこと (2/2ページ)

 寝不足になると食欲が増し、さらに、身体を動かす意欲は不足しがちになり、日中の運動量も減る傾向にあるという。肥満は高血圧の後押しをするので、結果として、減塩や食事制限に努めても、睡眠不足では「血圧が高く太ったまま」につながるのである。

 高血圧の改善では、睡眠の質と量をいかに確保するかが、重要なポイントになる。白川代表によれば、そのコツは、生体リズムを正すこと。単に睡眠時間を長くしても、意味はないそうだ。

 「研究報告によれば、9時間以上の長時間睡眠でも、高血圧や脳卒中の発症リスクは高くなっている。中途覚醒で睡眠の質が悪くなる可能性があるのです」

 質の悪い寝過ぎを防ぐ上でも、生体リズムを正すことが必要だという。休日の「寝だめ」はNG。毎日、一定時間の睡眠時間を確保することで、食生活の見直しによる生活習慣病の改善・予防に役立つ。

 「睡眠不足では、論理的な思考が低下することも明らかになっています。ビジネス効率を上げるためにも、最低6時間以上の睡眠の確保は大切です」と白川代表。

 良い眠りを心がけよう。

 ■生体リズムを整える朝の睡眠習慣5カ条
 □起床時間を一定にする(休日も平日と同じにする)
 □朝起きて太陽の光を浴びる(冬場や天候が悪い日は、スマホのブルーライトなど強い光を活用)
 □起床直後のハミガキと洗顔で脳を覚醒させる
 □朝食を食べる
 □快便を心掛ける

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