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【冬の体を守るための6講座】高血圧に警鐘鳴らす新キーワード「血圧サージ」 寒暖差で血管が一気に収縮 (1/2ページ)

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 今年10月にNHKスペシャルが特集し、健康番組「ためしてガッテン」などでも紹介された「血圧サージ」。健康雑誌でも取り上げられるなど、高血圧に警鐘を鳴らす新たなキーワードとして注目されている。

 東京・御茶ノ水聖橋クリニックの循環器専門医・林同文医師が解説する。

 「血圧サージとは、わかりやすく言えば、血圧の急激な上昇のことです。ただし、健常な人でも起きる、生理的な血圧変動を混同してはいけません。『サージ(surge)』には、波のように押し寄せるという意味があり、高い血圧の状態が押し寄せてくるとイメージすればいいでしょう」

 健康診断や病院などで測定した血圧が、収縮期血圧140mmHg以上か、拡張期血圧90mmHg以上の場合、高血圧と診断される。だが、健康診断などで血圧が高いと指摘された人だけではなく、正常値だった人も、日常生活で血圧が急上昇する場面があるという。

 「急激な血圧の上昇は、特に動脈硬化が進行している人では、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす原因になる。そして、血圧サージを何度も繰り返すことで血管がダメージを受けやすくなります。正常血圧の人でも、急激な血圧上昇のリスクを知ることが必要。家庭でも、起床時や帰宅時など、こまめに血圧を測定して変化をチェックするのも良いでしょう」

 では、日常生活では、どのような時に血圧が急上昇しているのか。

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