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【大人のクルマ旅】名曲『天城超え』をリアル体感 伊豆下田の帰路は一転して山中へ、改善した道路事情 (1/2ページ)

★伊豆(後編)

 クルマ旅で訪れた伊豆下田。1日目に宿泊した「下田東急ホテル」は高台から海を見下ろす眺めが素晴らしかった。ソテツやヤシなどの亜熱帯樹に青い海という風景を見ると、リピーターが多いというのもうなずける。夕飯は「創業55周年記念メニュー」。伊勢エビにアワビ、金目ダイなど地元産の魚介類をふんだんに使ったブイヤベースをメーンにした、和洋折衷のコースだ。トマトベースの味が程よく効いて、中高年世代も抵抗なく食べられると思う。

 日の出は、朝の露天風呂で迎えた。太平洋に昇る朝日は雄大で、視線には空と海と太陽のみ。景色を独り占めするぜいたくを満喫できた。今年春から始めた100種類を超える朝食ビュッフェは、旅が多い私でもあまり経験がないものだった。「優雅な朝食」と名付け、寿司に酒まであるという豪華版だ。「時間を忘れ、ゆったりとした気分で朝食を楽しんでいただきたいという当ホテルの気持ちを込めました」と山本貴之総支配人。

 チェックアウト後、下田市内を散歩。「下田開国博物館」は江戸時代末期から明治にかけての黒船や下田の役割をわかりやすく学ぶことができる。「日新堂菓子店」では三島由紀夫がこよなく愛したマドレーヌを買い、その後、ロープウエーで寝姿山に登った。山の展望台からは港が一望でき、ここが歴史の玄関口であったことをあらためて感じることができる。

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