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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】最新設備のウラに「100%の手術」へのこだわり 埼玉協同病院整形外科部長・仁平高太郎さん (1/2ページ)

★埼玉協同病院(埼玉県川口市)整形外科部長・仁平高太郎さん(54)

 埼玉県川口市木曽呂。緑の多く残るベッドタウンに立つ埼玉協同病院は、19の診療科と401のベッドを持つ地域の基幹病院。中でも整形外科は全国的な知名度を誇り、人工股関節置換術の件数で全国8位の実績を持っている(「週刊朝日」2017年11月10日号)。

 整形外科部長の仁平高太郎医師が同院に着任した10年前、ここでは人工股関節手術を行っていなかった。まさに“ゼロからのスタート”を任された仁平医師は、「患者が満足する医療」に徹底的にこだわり、一つひとつの手術を丁寧に進めていく。

 がんや心臓病のように命に関わる病気ではない運動器の障害は、治療の良し悪しが「満足度」でのみ評価される。「とりあえず治した」では済まされないだけに、仕上がりのクオリティーに対する執刀医のこだわりは重要だ。

 仁平医師の姿勢は確実に患者満足度を高め、患者は県の枠を超えて全国から集まるようになる。その実績は経営側の設備投資の判断に反映され、最新の治療設備の導入をアシストするという好循環をつくり出した。

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