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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】年間200例の緑内障手術を担当 地域治療と世界の最先端を繋ぐ、二本松眼科病院副院長・植田俊彦さん (1/2ページ)

★二本松眼科病院(東京都江戸川区)副院長・植田俊彦さん(61)

 JR総武線平井駅からほど近い住宅地に立つ二本松眼科病院は、39の入院ベッドを持つ眼科に専門特化した医療機関。ここの副院長を務める植田俊彦医師は、特に「緑内障治療」に力を入れる眼科医。同院で行われる年間200例に及ぶ緑内障手術は、すべて植田医師が担当している。

 「緑内障治療は、根治を目指すのではなく病状の進行を抑えることが目的の治療なので、これを専門に選ぶ眼科医が少ない。でも、術前のシミュレーションをしっかり行ってから手術に臨むと、ドミノ倒しのようないろいろな“仕掛け”が見えてきて、医師にとってやりがいを実感できる領域なんです」と話す。

 大学病院のような分業制ではないので、同院を受診する緑内障の患者については、初診から手術、その後のフォローまでをすべて植田医師が担当する。

 「すべてを自分が診られるので、その患者に今後起きるであろう変化の見当がつくし、発見も多い」と語る植田医師は、日々の診療で気付いたことを学術的に解析し、多くの論文にまとめてきた。世界的に著名な医師にも臆することなく意見を求め、そこから関係を築いて共著論文を発表したこともある。

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