記事詳細

【人とペットの赤い糸】殺処分解決へ5つの提言 ニュージーランドは全ての犬猫にマイクロチップ装着を義務付け (1/2ページ)

★殺処分を考える(2)

 前回、殺処分の主な現状について紹介させていただいた。夕刊フジ紙面の都合で詳しくカバーできないが、殺処分について次のような解決方法を具体的に提言したい。

 (1)教育・啓発

 ドイツが1841年から全国の小学校で「人とペットの共生に関する授業」を始めたように、日本全国の小学校で、人とペットの共生について、動物愛護管理法の主要なポイントを含めて分かりやすく説明する授業を実施したい。「教育は人を創る」という言葉があるように、動物愛護・福祉についても幼少期から教えることが重要だ。動物や人に対する思いやりが醸成できる時期を逃してはならない。

 (2)鑑札・迷子札・マイクロチップの装着

 阪神淡路大震災や東日本大震災では、鑑札・迷子札やマイクロチップが装着されていないために、飼い主不明のペットが多かった。

 ニュージーランドでは、震災後、全ての犬猫にマイクロチップの装着を義務付けた。ペットフードを支援する場合も、子犬、子猫、成犬、成猫、高齢犬、高齢猫の数が分かれば、必要な種類と量のペットフードを提供できる。動物愛護管理法では、終生飼養を義務付けているが、少なくともペットの戸籍に代わり、法律でも義務付けられている鑑札に加えて、迷子札やマイクロチップは義務付けたい。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース