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【予備群も危ない!糖尿病でリスク上がるがんと認知症】「糖質以外何を食べてもいい」は高血圧の危険 バランス悪い食事で栄養偏る (1/2ページ)

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 糖質制限は賛否両論あるものの、いまなおメタボ中高年に人気のダイエット法だ。最近では、ロカボといったり低糖質といったりする、ゆるやかな糖質制限を実行している人も多いだろう。

 糖尿病患者の食事療法としても、糖質制限は受け入れられつつある。日本ではまだ認められていないが、アメリカ糖尿病学会では食事療法の選択肢の1つとして推奨されている。食事療法というれっきとした治療法なので、食事内容に対する糖質の割合などの規定があり、正しく行えば健康的に体脂肪を減らすことができる。

 しかし、糖尿病患者ではない人が糖質を極限まで控えたり、脂質や塩分をとりすぎたりするなどの間違ったやり方をすると、他の病気になってしまうことがある。

 東京・品川イーストワンメディカルクリニック院長の板倉弘重医師は、1つの栄養素だけに注目しても健康にはならないと言う。

 「肥満の人が体脂肪を落とすために、ゆるやかな糖質制限をするのはいいことだと思います。しかし糖質だけを気にして、脂質や塩分やミネラルなどにまったく注意を払わずにバランスの悪い食事を続けると、体脂肪は減ったとしても脂肪肝になったり高血圧になったりする危険性があります」

 脂肪肝は栄養の偏りによってもなる。脂肪肝になって肝機能が落ちると、糖尿病、高血圧、脂質異常症を悪化させ、動脈硬化にも直結する。脂肪肝になるだけでも、心筋梗塞、脳卒中、認知症、肝がんなどにもつながるので放置してはおけない病態だ。

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