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【人とペットの赤い糸】ペットを複数頭飼うことの注意点とは? 先住犬のしつけに問題あると… (2/2ページ)

 ただし、先住動物が犬・猫の場合は、新たに迎える猫をいきなり会わせることは避けたい。先住犬・猫の動ける範囲を定め、新たな猫が間接的に相手の様子を自ら確認できるように配慮することで、慣れやすい環境ができる。人や車での移動など、できるだけさまざまな環境変化を経験させると、良い社会化につながるのでおすすめだ。

 動物の体をつくる食事のことも理解しておきたい。犬は雑食性、猫は肉食獣である。年齢によっても必要な栄養素は異なる。

 複数飼いの場合、個々の食事・水の摂取量、排泄(はいせつ)状態が把握しづらい。そのため、食事の際はサークルに入れる、部屋を区切るなど、それぞれがゆっくり安心して一定量を食べられるように配慮したい。排泄量を把握するためにもトイレは頭数以上の数を用意しておこう。

 重要なことだが、将来の大震災に備え、1頭ずつクレートトレーニング(ケージやキャリーバッグに入って眠る訓練)もしておきたい。

 ■越村義雄(こしむら・よしお) 一般社団法人「人とペットの幸せ創造協会」会長。同ペットフード協会名誉会長。一般財団法人日本ヘルスケア協会理事、「ペットとの共生によるヘルスケア普及推進部会」部会長など。

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