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【飯田達哉 酔いどれ師匠の酒場探訪】イタリアンで日本酒を 新しいコンセプトの和酒バル「フィレンツェSAKE」 (1/2ページ)

★「フィレンツェSAKE」(東京・三軒茶屋)

 狭い路地に飲食店がひしめき合い、「ハシゴ酒の聖地」と言われる東京・三軒茶屋の三角地帯。その一角にあるのがイタリア料理『フィレンツェSAKE』。SAKEというのは日本酒のことで、イタリアンと日本酒のマリアージュを楽しむという、新しいコンセプトの和酒バルだ。

 奥まったドアを開けると左手にカウンターと厨房、右手にテーブル席。カウンターの上部にはワイングラスが並び、黒板のメニューにはサルシッチャ、ラザーニャなどイタリア料理が書かれている。しかしカウンター上の酒瓶は、ワインではなく日本酒だ。

 まず一杯目は刈穂の活性純米酒『六舟』。うすにごりの白っぽい液体がシュワシュワと泡立ち、喉に心地良い。

 料理は「水牛モッツァレラチーズとフルーツトマトのカプレーゼ」「和牛ロースのタリアータ」を。お酒は農口尚彦研究所の無濾過生と、天吹の純米吟醸『寿限無』。農口尚彦氏というのは、「酒造りの神様」と謳われた最高峰の醸造家。引退を表明していたが昨年復活、まだ飲める店が少ないレアなお酒だ。どんなイタリア料理にどの酒が合うかは、店長やスタッフに尋ねれば勧めてくれる。

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