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【マンガ探偵局がゆく】マンガ編集者ってどんな仕事してるの? マンガ、自伝、小説で分かるその世界 (1/2ページ)

★ミッション(43)マンガ編集者ってどんな仕事してるの?

 夏休みになると、依頼人に若い人が混じるのが嬉しい。これもそんな一人から。

 「高校2年生の女子です。マンガが大好きで、将来はマンガに関わる仕事をしたいのですけど、絵が下手なので編集者をめざそうかなと思ってます。夏休みを利用して、編集者ってどんな仕事なのか、しっかり勉強したいので、探偵局でおすすめの本を教えてください」(珠子)

 夏休みを将来のために使うというのは、とてもいい心がけだ。今どきの若者を見直した。

 同じ編集者と言っても、情報雑誌や文芸誌とマンガ雑誌の編集者ではその仕事内容はずいぶん違う。マンガ雑誌の編集者は、マンガ家と二人三脚で作品作りに関わる“よきパートナー”でなくてはならないのだ。

 『あしたのジョー』に心酔してプロボクサーを目指し挫折した青年が、大手出版社のコミック誌にアルバイトとして入社して、そこで“編集界のあしたのジョー”を目指す土田世紀の『編集王』(小学館漫画文庫)など業界を舞台にしたマンガは多いが、依頼人にお勧めしたいのはテレビドラマにもなった松田奈緒子の『重版出来!』(小学館)だ。

 週刊コミック誌の新米女性編集者がマンガ家とともに作品作りに奔走する姿を描く青春マンガだ。マンガ家と編集者だけでなく、出版社の営業や書店員、印刷所など裏方も登場するので、ずいぶん参考になるはず。

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