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【健康誌イチオシ特報】「酢みそ汁」で健康増進! 脳卒中、心筋梗塞など血管系の疾患に有用 (1/2ページ)

 酢が健康にいいのはいまや常識ですが、酸っぱい物好きが高じて、食べる物なんにでも酢をかける人がいます。女優の秋本奈緒美さんもその一人。もう20年以上、みそ汁に酢を入れて、毎朝、酢みそ汁を飲んでいるそうです。

 海外に行く際にも、インスタントみそ汁を持っていき、現地でワインビネガーやバルサミコ酢を買って、酢みそ汁を飲むんだとか。おかげで、冷えの改善を実感しているといいます。

 実際、みそ汁に酢を入れると、健康効果がアップします。お酢博士として活躍する小泉幸道氏(東京農業大学名誉教授)に伺いました。

 「注目したいのは、食材からカルシウムを溶出させて、吸収を促す酢の作用です。酢を入れた水で殻付きの貝を煮ると、殻に含まれるカルシウムが酢の成分と結びつき、煮汁に溶け出します。酢を入れずに煮た場合と比べると、3倍以上ものカルシウムが溶け出すことがわかりました。貝を入れた酢みそ汁を飲むと、カルシウムを効率よく摂取できるのです。わが家でも、アサリやシジミのみそ汁を作るときは必ず酢を入れています」

 酢もみそも、もともと優れた健康効果を持つ日本古来の発酵食品です。

 酢は、主成分である酢酸が血圧を上げるホルモンの調整機構を緩やかに抑制し、血圧の降下に力を発揮します。内臓脂肪を減少させたり、血糖値を抑制したり、疲労を回復させたりする効果もあります。

 一方のみそは、多少の差こそあれ14~19%をタンパク質が占め、ビタミンや食物繊維も豊富。発酵の過程で生じるレシチンが高血圧の予防に、同様に生じるリノール酸が心臓や脳の毛細血管を丈夫にすることで知られています。

 ですから酢みそ汁は、脳卒中や心筋梗塞など、血管系の疾患でお悩みの人にもお勧めです。

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