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【鎮目博道の顔ハメひとり旅】記念すべき第1回! 大ヒット「カメ止め」あやかり御利益を

 みなさん初めまして。これから2週に一度、顔ハメパネルについていろいろ書かせていただく鎮目博道(しずめ・ひろみち)と申します。どうぞよろしくお願いします。

 さて、第1回はどんな顔パネ(顔ハメパネル)を? と思いましたが、物事の初めはメデタイのがいいので、「たぶん今年一番ご利益がある」開運パネルをご紹介します。

 それがこの「カメラを止めるな!」顔パネです。「カメ止め」と言えば、だれも予想もしなかった大ヒットをした奇跡的な映画ですからね。しかも置いてある場所は東京・池袋のシネマ・ロサ。「カメ止め」公開当初からこの映画を上映していた2つの映画館のうちの1つですから、このパネルも映画の立身出世物語を見てきたいわば歴史の生き証人。つまり「当代一の立身出世顔パネ」ってわけです。

 さあ、あなたもこのパネルに顔をハメてみたくなったでしょ? ハメれば立身出世!(たぶん)ですからね。そんな時の鎮目流「顔ハメの奥義」を伝授いたします。

 顔ハメマニアにもいろんな流派があって、必ず無表情でハマる方とかもいらっしゃいますが、鎮目は「顔ハメパネルは演劇だ!派」ですので、必ずそのパネルの世界観を顔面で体現いたします。これはいわば「上の句と下の句」。日本人の心に太古から根差すキャッチボール文化なわけでして、顔パネ製作者の意図を顔ハメ者として受け止め、さらには打ち返さねばなりません。

 この場合「大変メデタイ」パネルなのですから、笑顔で受け止めるのが筋でしょう。力いっぱい破顔大笑してください。そしてそこに少しひねりを加えて打ち返します。ハイ、不気味なニヤリ顔の出来上がりですね~。

 ホラこれであなたも「カメ止め」ワールドの一員です。しかもそこに自分なりの演出も加えられて…これで今晩も気分良く酒が飲めるぞ! ってなりますよね。

 もちろんどんな顔をするか、は自分次第。さああなたも私と一緒に顔ハメの奥深い世界にハマって、毎日楽しく暮らしてみませんか?

 ■鎮目博道(しずめ・ひろみち) テレビプロデューサー。顔パネ未来研究所長。公共コミュニケーション学会会員。顔ハメパネルに変顔をしてハマり「一体化」する魅力に取り憑かれ、「顔ハメパネルは演劇だ!」とばかり各地を徘徊し飲んだくれる。今年5月、「第1回顔ハメパネルシンポジウム」を開催。これまでにハメたパネルの数は400枚を超える。