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【大崎裕史 麺喰いにつき】あえて「家系」と言わない「家系」の店 今後「家」つかない新店続々? (1/2ページ)

 ここ1、2年で「横浜家系ラーメン」が随分増殖した。昔は神奈川県を中心に存在した「ご当地」的なラーメンだったがいまや全国に広がりつつある。

 特徴は店名に「家」が付く。味は豚骨醤油でやや太めで短めの麺を使う。味、油、麺の固さなどを自分好みに変えることができる。トッピングはノリやほうれん草が多い。「家系」をうたうと人気が出る風潮もあった。

 そんな中、味や特徴は「家系」なのに店名に「家」が付かないばかりか、店頭店内のどこにも「家系」の文字が見当たらない店が登場した。あえて「家系」であることを伏せるかのようだ。しかし、味の方はここ1、2年でオープンした中では必食の部類である。

 まずは2018年2月1日オープンの「らーめん飛粋」(蒲田)。元々は家系の店だったがそれを受け継ぎ、和の外観にして、味の予想が付かない店名にリニューアルしてオープン。しかしながらラーメンの味自体は家系以外の何ものでもない。しかも相当おいしい。

 麺は家系の中ではやや細めの方(一般的には中太に入る)。これを寸胴で茹で、平ザルであげている。チャーシューがももとバラの2種類があり、注文はどちらかを選択しなければならない。念のため「別料金でもいいので両方のお肉を食べる方法はないですか?」と聞いてみたが「ないです」との返事。2杯食べるしかないようで残念。

 今回頼んだのは、特製ラーメン(もも)+キャベツ。スープ、麺、どちらもよい。そして、ももチャーシューの薫製香が素晴らしい。もちろん肉の味も濃すぎず、薄すぎず。都内では上位の家系になるのではないだろうか? バラチャーシューも食べてみたいので近いうちにまた行きたい。

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