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【BOOK】まったく中身のない空論、テレビ局に都合のいいコメント… コテンコテンに斬る! 大阪大学名誉教授・加地伸行さん「マスコミ偽善者列伝」 (2/3ページ)

 --やはり、許し難いのは、左に偏向した人々や、むやみに格差社会や若者の貧困を訴える“人権派”ですか

 「自分では何にもやらないくせに、やれ国が悪いとか、社会で何とかすべきだ、と叫んでいるような連中ですね。まず、自分で努力を重ねた上での発言ならば私も聞きますよ」

 「そもそも、貧乏はそんなに悪いことですか? 私たちの時代、『青春』は貧しいのが当たり前でした。必死にアルバイトをしながら勉強をしたものです。娯楽なんか映画くらいしかありません。まさに、ヒット曲の『神田川』の世界ですよ。そりゃあ、石原慎太郎・裕次郎兄弟のように優雅にヨット遊びができるお金持ちも中にはいたでしょう。私はヨットどころか、ボートも乗れませんでしたけど」

 --テレビのコメンテーターもやり玉に

 「まったく中身のない空論、《無芸大食的》な国語…もう無残としか言いようがありません。しかも、テレビ局の都合のいいようなコメントばかりを繰り返している。あんな仕事をしなければ、食べていけないのか、と思うと、かわいそうになりますね。私だって悪口ばかりを言いたくはありませんよ。本来は、悠々と暮らす老人でありたいのに」

 --そうすると、テレビはよく見るんですね

 「何しろ、老人はひまですからね。ただ、年のせいでしょうか、若いタレントや俳優は、みんな同じ顔に見えて区別がつかない。男も女もです。昔は、三船敏郎や仲代達矢など、強烈なオーラを感じる俳優がいたものですけどねぇ」

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