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【ベストセラー健康法】血圧の薬を飲んでも寿命は延びない 食事と運動で血圧の改善は可能 (1/2ページ)

 血圧の薬は、一度始めたらやめられないもの。そう思い込んでいないだろうか。「服用を止めて血圧が上がったらどうなるのか」と考えると、怖くてやめられないという人もいるだろう。今回紹介するのは、そんな悩みに答えてくれる1冊だ。

 『血圧の薬はやめてもよいか?-あなたに伝えたい7つの理由-』(青灯社)の著者は、新潟大学名誉教授の岡田正彦氏。岡田氏は、長年にわたり血圧と動脈硬化症との関係を研究する中で、血圧の薬に関する無数の論文を精査してきたという。その膨大な知識に基づいて書かれたのが本書だ。

 「血圧の薬をやめてもよいか」という疑問に答えるための7つの理由が示されている。ここではその一部を紹介しよう。

 まずは、血圧の「正常値」についてである。一般的に、高血圧か否かの判断は、日本高血圧学会発のガイドラインによる基準値の分類表によって下される。しかし、岡田氏によれば、この血圧分類表は血圧と総死亡率の関係を考慮して作成されたものではないという。また、ガイドラインで参考にされている論文についても、ガイドライン作成者の教授が自らの発表した論文を中心にするなどの偏りがあるそうだ。

 岡田氏は「血圧の正常値に関する情報には疑問が多い」としたうえで、「高い血圧を放置するとさまざまな病気を引き起こす原因となるのは確かだが、どのような基準でそのことを判断すればいいのかはよくわからない」と結論づけている。

 さらに岡田氏は、論文などのエビデンスを示し、「血圧の薬を飲んでも長生きできない」「薬のデータには改ざんやねつ造、隠蔽が多く信用できない」と説明する。