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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「贈る言葉」》心からの「お祝い」言える関係 (1/2ページ)

 同窓会の類いが苦手だ。特に、普段付き合いのない女友達が集まる会合は、「恐怖」しかない-。

 先日、同僚とそんな話題で盛り上がった。女子校出身の私も、数年前の同窓会でその「恐怖」に直面したことがある。制服の肩を寄せ合い、流行の歌やアイドルの話に華を咲かせたあの頃は幻だったのだろうかと思うくらい、かつての友人たちとの間に深い「溝」を感じたのだ。

 仕事をしているか、結婚をしているか、子供がいるか…。30代の女性の人生観は、こうした「チェックボックス」のどこに印が付くかで、全く異なってくる。同窓会で十数年ぶりに会う友人たちの動向は興味深いが、「共感」をベースにした女性同士の友人関係では、価値観の違いから思わぬ亀裂を生じることも少なくない。

 何となく、「話がかみ合わないなあ…」という程度ならいいが、パートナーや子育ての話は特にデリケートだ。懐かしさのあまり調子に乗って自分の話ばかりしていると、「地雷」を踏んでしまうことがある。逆に、他意はないと分かっていても、相手の何気ない言動に落ち込んだりもする。いきなり距離を縮めようとするのは危険だ。

 そうした事情で、同窓会の招待状が来ると、懐かしい顔に会いたいと思うワクワク感と、憂鬱な気持ちの間で返信締め切りの直前まで葛藤してしまう。

 それでも、長年続く女性同士の友人関係というものもある。

 先日、中学時代からの同級生が女の子を出産した。社会人になってからも定期的に連絡を取ったり、食事をしたりしていた数少ない友人の1人。転職からパートナーとの出会い、結婚、妊娠、出産準備…と節目で話を聞いてきただけに、「生まれた!」というタイトルで写真付きのメールが送られてきたときには、何とも言えない感動があった。