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【ぴいぷる】時代切り開く“行動する哲学者” 小川仁志さん、AI登場で「どんな人生を選ぶか、選び上手な人が生き残る時代に」 (1/3ページ)

 行動を伴う思考実験「公共哲学」という“道具”を携え、混沌とした今の時代を切り開く哲学者にして行動家。教育から町づくりの現場まで、自在に身軽に駆け回る。

 そんな中、近年よく問われるのはAIのこと。いわく「どこまで進化するのか」「(AIが人間にとって代わる)2045年問題=シンギュラリティは本当に来るのか」-。

 「哲学者ハイデガーも言っている通り、そうした声は、将来に対する漠然とした不安を反映したもの。AIをよく知らないことからくるマイナスの感情ですね」とまず一言。

 「AIはこれからも進化するだろうし、シンギュラリティも訪れるでしょう。それは1990年代、パソコンが私たちの生活に入り込んできたときと同じです。ごく自然にその居場所を広げ、どんな疑問にも正解を出すAI先生が登場するかもしれない。それでも人は、尊厳を持って暮らすことができる。だから質問に対する私の答えはYESでありNOなんです」

 AIには人と異なる明らかな弱点があると断言する。計算しかできない▽本能・感情がない▽経験の蓄積がない▽柔軟性がない▽意志がない-など。究極は、行動する体がないことだ。

 だが二足歩行可能なAIロボットが登場するのでは?

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