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【連休明けが危険!心臓突然死】要因は「高血圧」 スポーツとともに排便時も危険… 日頃から対策したい生活習慣病 (1/2ページ)

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 連休明けの遊び疲れやストレスを抱えたまま突然の運動で起こり得る「心臓突然死」。これには全身に血液を送る心臓の動きが止まる心室細動が関わる。心室の電気の流れが乱れてポンプ機能が果たせなくなると、全身に血液を送る大動脈への血流も止まる--と前回説明した。その要因のひとつ、高血圧には注意が必要だ。

 「収縮期血圧(最高血圧)は、左心室が血液を押し出す圧力に関係しています。血圧が高いことは、左心室の負荷が大きくなっていることを意味するのです。心臓の冠動脈や大動脈の劣化を招き、心筋梗塞、大動脈瘤(りゅう)破裂や大動脈瘤解離のリスクを高め、心室細動が起こりやすくなります」

 こう説明するのは、AOI国際病院(神奈川県川崎市)循環器内科部長・不整脈先端治療センター長の平尾見三医師(東京医科歯科大学名誉教授)。これまでに東京医科歯科大学医学部附属病院不整脈センター長を務め、心臓突然死に詳しい。

 心筋梗塞は、心臓の要の冠動脈が詰まることで心筋が壊死して心不全につながる。「大動脈瘤破裂」は、心臓から血液を送り出す大動脈にコブが生じ、それが破裂する。

 一方、大動脈の血管壁の裂け目に血流が流れ込み、血管が破れて大出血につながるのが「大動脈解離」。いずれも突然死に結びつく。これらの病気の要因になるのが、コントロールされていない高血圧だ。

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