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【長田昭二 ブラックジャックを探せ】湘南で医療の“地産地消”に取り組む 湘南東部総合病院脳神経外科部長・勝野亮さん (1/2ページ)

★湘南東部総合病院脳神経外科部長・勝野亮さん(44)

 地産地消とは、その地域の収穫物を、その地域で消費する地域活性化の考え方。これを医療で実践しようとする脳神経外科医がいる。

 神奈川県茅ケ崎市にある湘南東部総合病院の脳神経外科部長として、今年4月に着任した勝野亮医師は、「医学生が行きたがらない診療科」との理由で当時「3K」と呼ばれた脳神経外科に進む。

 学生時代はアメフト部で活躍。体力には自信があり、忙しい職場も苦にはならなかった。

 「僕は頭よりも体を動かすことでバランスをとるタイプ(笑)。でも、脳という摩訶不思議な臓器を相手にしていると探求心が湧いてくるんです」

 脳動脈瘤に流れ込む血流をクリップで止めて破裂を防ぐ手術で高い知名度を持つ谷川緑野医師(現・札幌禎心会病院脳卒中センター長)に入門するため、縁もゆかりもない北海道・網走に渡って10年間、その後も道東の北見で長く実績を重ねた。

 「医療過疎地域で学んだことは、この茅ヶ崎で役立つと考えたんです」

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