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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】マダニが媒介「SFTSウイルス」の恐怖 致死率20%、噛まれると発症 (1/2ページ)

 関東や近畿などで梅雨が明け、野外で活動する季節になりましたが、気をつけてほしいことがあります。それは野外に生息しているマダニです。マダニが媒介する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」という病気があります。

 致死率が約20%という怖い病気であるSFTSは、SFTSウイルスを持っているマダニに噛まれることで発症する病気です。2013年に日本ではじめてSFTSの患者さんが出現したときに紹介しました。

 その後、厚生労働省がSFTSを届け出の対象としたこともあり、患者数は把握されています。その数字をみますと、今年の6月までに日本で発病したSFTSの患者数は434人になり、そのうち66人が死亡しました。

 SFTSは発熱、倦怠(けんたい)感、食欲低下といった風邪によく似た症状ではじまり、その後は嘔気、嘔吐(おうと)、腹痛、下痢、下血などの症状が現れ、病気が進むと筋肉痛、リンパ節の腫脹、出血症状などの症状がでます。重症になると、最悪の場合、命を奪われることになります。

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