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「睡眠時無呼吸症候群」が心筋梗塞、脳梗塞を引き起こす危険性…対策のカギは「体の向き」 (1/2ページ)

 全国で潜在的な患者数が300万人と推定されている睡眠時無呼吸症候群。睡眠中に無呼吸が繰り返し起こるだけでなく、血管や心臓に負担がかかるために心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞を引き起こすリスクがある病気だ。

 「当然ながら睡眠の質も悪い状態ですので、治療の必要性が出てきます。しっかり寝ているはずなのに日中に強い眠気を感じているという人は、医師に相談した方がいいでしょう」

 睡眠時無呼吸症候群治療の第一人者で、駒ヶ嶺医院睡眠呼吸センターのセンター長、高崎雄司医師はこう話す。一方で、普段からの心がけとして寝るときの姿勢に気を配ってほしいと続ける。

 「睡眠の質を高めるために、なるべく横向きで寝ることをおすすめします。上向きで寝ていると、重力により舌の根が気道に落ち込むので、空気がスムーズに通らなくなるからです。この状態だといびきをかきやすくなりますが、横向きになることでいびきの軽減も期待できます」

 大きないびきは睡眠時無呼吸症候群のサインともいわれている。とはいえ、眠っているときに体の向きをコントロールするのは難しい。そこで、いびき対策用品としてバイオ薬品が開発したのが「横向きベルト」だ。

 人間は眠っているときに軽い刺激を受けると無意識のうちに寝返りを打つという原理を応用して開発された製品。内蔵センサーが上向きで寝ているのを感知すると、バイブレーターが振動して横向きに誘うという仕組みだ。

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