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【板倉あつし 菜湯紀】北海道上川町・層雲峡高原温泉「大雪高原山荘」 紅葉と名湯と骨酒を味わう旅

 北海道上川町層雲峡高原温泉「大雪高原山荘」は国道273号線からヤンベタップ林道を10キロ入った標高1260メートルに位置する。6月10日~10月10日まで、わずか120日ほどしか営業できない日本秘湯を守る会加盟の秘湯宿。

 源泉名は高原温泉AB混合泉で、泉質は単純酸性温泉、正真正銘の源泉かけ流し。源泉温度47度、PH2.9の強い酸性の湯は無色澄明、弱酸味、微弱硫化水素臭と表記されるが、源泉は空気に触れて白濁するので湯船の中は乳白の湯で満たされる。

 夕方には男湯女湯の入れ替えがある。6月には残雪が、9月下旬には息をのむ紅葉の絶景が旅人を迎えてくれる。

 夏のメニューの一例はレンコン梅肉和え、タコ蒸し、スモークサーモン錦糸巻き、フキの煮物、かも鍋、枝豆えび茶巾、オクラのごま和え、ぜんまいの煮物、ニジマスの串打ち、舞茸・エノキ・ししとうの天ぷら。

 タラの芽の吸い物に、ご飯は道産米ななつぼしと、山奥とは思えぬ本格的かつ豪華ラインアップ。筆者はこれにイワナの骨酒を追加して北海道の短い夏の夜を楽しんだ。(一社)プレスマンユニオン理事/温泉ソムリエ・板倉あつし

 ■層雲峡高原温泉「大雪高原山荘」 北海道上川町層雲峡高原温泉。01658・5・3818。平日1泊2食2人1室1万5270円から。詳細はHPで。

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