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【中原英臣 あの医療情報ウソ?ホント!】舌がんは喫煙&飲酒でリスク増! 歯の定期的チェックをすべし

 昨年2月に舌がんになった堀ちえみさんが、1月7日にテレビに出演してリハビリについて話しました。口腔(こうくう)がんの1つである舌がんは男性に多いがんで、この20年で3倍に増えています。1年間に4000人を超える新たな患者さんが見つかっています。

 舌がんは自分で見つけることができるがんです。舌の両脇の部分にできることが多く、舌の先端や表面の中央部分ではあまり見られません。舌の裏側などの見えにくい場所にできることもあります。

 初期の自覚症状は舌の硬いしこりやただれができたり、舌の動きに対する違和感や舌のしびれがあったり、舌の粘膜に赤い斑点や白い斑点ができることなどです。口内炎が治りにくいという症状があることもあります。がんが進行した場合の症状としては、痛みや出血が続いたり、口臭が強くなるなどがあります。

 舌がんを含む口腔がんが発生する主な要因は喫煙と飲酒です。口腔がん全体の80%はたばこが原因といわれています。喫煙と飲酒の習慣がある人は、より危険性が高まることがわかっています。

 もう一つの要因として考えられるのが、歯のアーチが狭くなっていることです。私たち現代人は食べるときの噛む回数が減ってきています。弥生人は1回の食事で4000回近く噛んでいましたが、現代人は600回といわれています。

 歯科医師の安藤正之氏は、こうした現代人の歯のアーチが狭小化していることに警鐘をならしています。安藤氏は6歳から12歳までの小児矯正は勧めていますが、40歳をすぎたら矯正はしない方がいいと言っています。

 舌がんにならないためには喫煙をやめ、お酒を飲みすぎないようにし、歯を定期的にチェックするといいでしょう。そのうえで気になる症状があるときは、早めに耳鼻咽喉科や歯科を受診しましょう。

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