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【ベストセラー健康法】「成分・効果がほぼ同じなら…」に医師が警鐘! 医療従事者のジェネリック使用率が低いワケ (1/2ページ)

 「このお薬にはジェネリックがありますが、ジェネリックにしますか」と調剤薬局で聞かれ、具体的な違いはわからないまま、「安いなら、そっちで」と答えたことがある人も多いのではないか。そんな中、ジェネリックに関する衝撃的な本が話題となっている。

 「ジェネリック」とは、新薬として開発された先発医薬品の特許が切れた後に作られる「後発医薬品」のこと。「成分や効果がほぼ同じなら、構わない」と思う人は多く、社会保障費の高騰を背景に、国が後押ししている。

 だが、そうした現状に警鐘を鳴らすのが『医者はジェネリックを飲まない』(幻冬舎)の著者で、内科医の志賀貢医師。

 「私の友人、知人の開業医はほとんど、患者には先発医薬品をまず使うと断言しています。理由は、主治医を務める立場として、大切な患者の命を守るためには最高最善で安全性の高い治療をしたいということのようです」

 本書では、「医師国民健康保険組合のジェネリック使用率は58・2%」「製薬会社が加入する健保組合のジェネリック使用率は60・4%」といったデータから、医療従事者のジェネリック使用率の低さを指摘する。

 では、そもそも先発医薬品とジェネリックは何が違うのか。

 本来ジェネリックは有効成分が先発薬と同じだから安全-とされている。しかし、有効成分は同じでも、原料や添加物、製造過程などが異なる可能性はある。また、原料の輸入率は高く、使用されてきた歴史も先発医薬品とは異なるだけに、安全性のエビデンスが不十分であると考える医師もいるそうだ。

 2018年7月に報じられた「高血圧症治療薬のジェネリック・バルサルタンから発がん性物質検出」というニュースから、ジェネリックに対して疑いの目を持つようになった人は少なくない。

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