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【ベストセラー健康法】手のしびれには「エクオール」が有効 (1/2ページ)

 整形外科の領域の一つに「手外科」がある。その名の通り、「手」に起きる症状や疾患の診断と治療に特化した診療科だ。今回紹介するのは、この「手外科医」として知られる平瀬雄一医師が著した新刊『私の手はなぜ痛いのか、しびれるのか、曲がっているのか』(幻冬舎刊)。

 「へバーデン結節」「ブシャール結節」という病名を聞いたことがあるだろうか。前者は指の第一関節が、後者は第二関節が腫れる指の変形性関節症だ。いずれも痛みを伴うだけでなく、モノを持つ、握る、キャップを開ける-などの動作がしにくくなるなど、日常生活で大きな支障を招くことになる。

 こうした疾患には、テーピングや装具の使用、関節内へのステロイド注射、あるいは人工関節を入れる手術などの治療法が考えられる。

 他にも別項のように、手や指に起きる疾患は意外に種類が多いのだが、これらには共通する特徴がある。それは「産後授乳期」と「中高年」の「女性」に多い-という点。そして、この3つの要因を結びつけるのが、「エストロゲン」という女性ホルモンなのだ。

 女性が閉経を迎えると、分泌されるエストロゲンの量が急激に減るため、様々な症状が「更年期障害」として出る。症状としてよく知られているのが「ホットフラッシュ」という強烈な火照り。実際に、症状として多い訴えは、肩こり、腰痛、不安、そして「手のこわばり」だという。

 著者によると、日中に手を使って関節に腫れができても、若いうちは夜寝ているうちにエストロゲンが作用して症状を治めてくれていた。ところが、閉経によりエストロゲンが出なくなることで関節周囲の腫れが常態化してしまう-のだ。

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