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【板倉あつし 菜湯紀】長崎県壱岐市・湯本温泉郷「平山旅館」の女将の「無農薬野菜サラダ」

 湯本(ゆのもと)温泉郷平山旅館の源泉名は湯の本温泉。泉温は66.5度、PH6.79の中性で、泉質はナトリウムー塩化物温泉。微黄褐色・微混濁・中塩味・無臭の湯の温度は湯口の調整だけで行うため、加水加温循環濾過(ろか)消毒はなく、毎日換水清掃という湯づかいは100点満点。塩化物温泉ではあるが湯上りはさっぱりしていて、湯冷めとは無縁の名湯だ。

 この宿の大きな特徴の一つは大女将(おかみ)。元気人間の代表格、松岡修造氏が舌を巻き「平山旅館の女将は壱岐のパワースポットだ!」と書をプレゼントされるほど。とにかく何事にも前向きで大胆不敵かつ破天荒でおおらか。

 その大女将が自ら栽培する野菜を使った朝食のサラダがすごい。紫カラシ菜・わさび菜・ミックスレタス・サラダ春菊・クレソン・赤大根・紫大根・青長大根・紅芯大根・紅くるり大根・セロリ・紫ニンジン・ニンジン・パプリカ・坊っちゃん南瓜などがフラワーアレンジメントのように美しく提供される。凄腕の調理師兼若旦那の、海の幸満載の夕食がかすんでしまうインパクトには脱帽だ。(一社)プレスマンユニオン理事/温泉ソムリエ・板倉あつし

 ■奥壱岐の千年湯「平山旅館」 長崎県壱岐市勝本町立石西触77。0920・43・0016。平日2人1室1泊2食1万4300円~。詳細はWEBで。

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