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【板倉あつし 菜湯紀】長崎県壱岐市・湯ノ本温泉郷旅館「長山」と壱岐のもてなし鍋「ひきとおし」

 長崎県壱岐市湯ノ本温泉郷旅館「長山」の源泉名は湯本温泉。泉温は52.6度、泉質はナトリウムー塩化物温泉。中性泉ではあるが、わずかなツルツル感があるから温泉は不思議だ。黄茶褐色で塩味のある湯は、加水加温循環濾過(ろか)消毒はなく、毎日換水清掃という湯づかいは100点満点。

 湯ノ本地区の有志が、観光客を様々なプログラムでもてなそうと立ち上げた「株式会社湯本きばろう会」の「壱岐のひきとおし」作り(090・8401・5588)を体験した。ひきとおしとは、来客を玄関から奥の間に引き通し、飼っている鶏を絞め、自家農園の野菜と保存食のそうめんを入れたもてなしの鍋料理。

 前出の旅館「長山」で味噌、醤油、砂糖など16種類の調味料セット(500円)と鍋のだし汁、そうめん(500円)を調達、近くのマーケットで買い出した地鶏肉、壱州豆腐(硬い島産豆腐)、ネギ、白菜、ゴボウ、さつま揚げなどを入れ甘めに仕上げる。食材の代金以外に、1時間あたり1000円の調味&ナベカマ代が必要となる。(一社)プレスマンユニオン理事/温泉ソムリエ・板倉あつし

 ■旅館「長山」 長崎県壱岐市勝本町湯本浦43。0920・43・0033。平日2人1室1泊2食8400円~。日帰り入浴大人300円。詳細はWEBで。

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