記事詳細

在宅生活で“テレワーク胃弱”急増! 消化器内科の専門医に聞いた体調管理のポイント (1/2ページ)

 新型コロナウイルスの感染拡大防止策として外出自粛が要請されたことで、テレワークを採用する企業が拡大している。通勤や社内のストレスからも解放され歓迎の声が上がる一方で“テレワーク胃弱”なる言葉が聞かれるようにもなった。外出自粛の中で食事は数少ない楽しみのひとつだけに胃の不調は避けたいところだ。テレワークでの体調管理のポイントについて、消化器内科の専門医で「ファミリークリニックひきふね」(東京都墨田区)の梅舟仰胤(ぎょうたね)院長に話しを聞いた。

 梅舟院長によると、テレワーク胃弱は生活習慣が乱れ、食事、運動、睡眠のリズムが大きく崩れているのが原因とみられる。

 「特に目立つのが運動量の低下。カラダを動かさなければ胃の働きが悪くなり、胃痛や胃もたれなどを引き起こしてしまいます。そうならないためにも、簡単なエクササイズやストレッチでいいので、意識的にカラダを動かす習慣をつけることが大事です」

 さらに、「家庭内の閉鎖された空間に居続けるとどうしても精神的に抑圧されます。胃の不調程度ならともかく、悪ければ胃潰瘍や胃がんなどに至る危険もあります」と最悪のケースも指摘する。

 胃の調子が悪くなる原因は大きく分けて2通りあるという。「1つは胃潰瘍や胃がんなどの病気によるもの。もう1つは、運動不足やストレスによるもので、比率は2対8ぐらいです。後者のほとんどが、胃カメラなどで検査しても悪いところはなく胃は非常にきれいな状態です。このように目に見える異常がないのに胃の働きに問題があることを機能性ディスペプシアと言い、最近は胃の病気の1つに数えられています」

関連ニュース