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【マンガ探偵局がゆく】明るく楽しい未来の学校とは? 横山えいじの近未来SF「でじたる小学校日記」 (1/2ページ)

 一部の小中学校の授業が再開されたが、今回取り上げるのはまだ休校が続いているという先生からの依頼だ。

 「小学校の教員です。休校でも子供たちに学習を続けてもらうため、オンライン授業に取り組み中。慣れないことばかりで大変です。各家庭の通信環境もまちまちで、ぼくが子供時代にマンガやアニメで想像していた、テレビみたいに普及した端末を通して先生がそれぞれの生徒と向き合いながら授業を行うスタイルとは程遠いのが現状です。子供たちや保護者も戸惑っているのが伝わってきます。ただ、これをチャンスととらえて、子供たちには未来の学校の姿を自分の頭で考えてもらいたい、という気持ちもあるのです。未来の学校のことを楽しくイメージできるマンガはありませんか」 (40歳・教員)

 大学のオンライン授業でも、通信環境が整わない学生の端末はスマホというところも多いのだとか。

 それはさておき、依頼にある未来の学校の姿を楽しくイメージできるマンガを探してみた。ダークな内容の作品は結構あるのだが、子供向けの明るいものは意外に少ない。やっと見つけたのが、横山えいじの「でじたる小学校日記」(早川書房)だ。

 1997年から2000年まで、小学生向け学習誌「モナーク」「未来組」に連載されたSFマンガ。作者の横山は、「S-Fマガジン」などにSFファン向けのギャグマンガを多数発表、1999年には「ルンナ姫放浪記」でSFファンが選ぶ星雲賞コミック部門を受賞するなどしたマンガ家だ。

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