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【週末、山へ行こう】手軽さが魅力のトレッキングで満喫! 志賀高原(長野県) (1/2ページ)

 浅間山や谷川岳、苗場山などの山々と高原からなる上信越高原国立公園。長野県北部に位置する志賀高原は、100万年以上前からの火山活動により造り出された高原で、70以上もの湖沼が点在する。私も含め昭和の世代の人間には、雪質がよく、いくつものスキー場が並ぶ「あこがれのスキーリゾート」のイメージが強いかもしれない。

 夏は山歩きや湖沼めぐりなどのトレッキングが楽しい。リフトやゴンドラが整備されているので、標高2000メートルの高所へすんなりとアクセスできるのが魅力だ。ゴンドラ山頂駅周辺を手軽にトレッキングすることもできれば、がっつりと登山モードで歩くこともできる。

 志賀高原の中でもきれいな三角形の山容が目立つ岩菅(いわすげ)山に、夏の盛りに訪れたことがある。かわいい卵形の東館山ゴンドラリフトでアクセスした。山頂駅周辺には植物園が広がり、色とりどりの高山の花々が出迎えてくれた。ゴンドラでアクセスできるからと多少侮ってかかっていたが、山頂近くはちょっとしたガレ場もあり、1日がかりでなかなか歩きごたえがあった。歩き始めたときは青空が見え、周囲の山々もきれいに眺められていたが、肝心の山頂ではガスに巻かれて真っ白だった。

 志賀高原の最高峰は標高2307メートルの横手山。どっしりとした山容で、志賀高原の盟主というべき風格だが、この山の山頂は登山者のみならず多くの観光客でも賑わう。渋峠からスカイレーター(動く歩道)とリフトが伸び、労せず山頂までアクセスできるのだ。下り立ったところには日本一高所のパン屋さんとして知られる「横手山頂ヒュッテ」があり、美味しいパンやボルシチが人気だ。

 横手山へは、家族と観光で訪れた。山頂で素晴らしい景色に出迎えてもらうはずだったが、ここでも天気に恵まれず、ボルシチを食べて帰ったのがいい思い出だ。

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