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ウィズコロナの冬にどう備える? 感染予防にヨーグルトや納豆など発酵食品の購入増 新型コロナ行動調査 (1/2ページ)

 長期化が予想される新型コロナ感染症との付き合い。この半年間でわれわれ国民の感染症対策スキルは上がってきているものの、まだまだ油断は禁物だ。

 日本能率協会総合研究所が全国の20歳から69歳までの約3000人を対象に「自粛解除後の感染症対策意識・行動に関する調査」(7月30日~8月3日、インターネットで調査)を行ったところ、緊急事態宣言発令中の調査(4月15日~20日)と比べ、全体的に感染症対策意識・行動が低下していた。一方で感染予防の対策が十分にできている人は、低い人と比べて健康状態が良好で、新しい健康的な生活様式をしっかり実践できていることも分かった。

 これを具体的に見ると、感染症予防対策の上位5つについて、1位の「マスクをする」は89・1%、2位の「手洗いをする」は87・7%と高いものの、3位の「うがいをする」は58・1%、以下「不要不急の外出を控える」は56・2%、「まわりの人と距離をとるようにしている」は42・5%と低い数値を示した。これらは4月の調査に比べて約10ポイントのマイナスだ。

 また、性別年代別では特に若年層で予防対策の実施率低下が大きく、男性20代・女性20代・女性30代は、対策法の上位5つの全てにおいて実施率が下がっていた。その一方で、男性60代・女性60代は多くの対策において実施率が上がり、重症化のリスクが高い高齢になるほど意識が高いことが分かった。

 この結果を感染症対策に詳しい、とうきょうスカイツリー駅前内科(東京都墨田区)の金子俊之院長は、「緊急事態宣言で自粛が進み、実行再生産数(1人の感染者が平均で何人にうつすかを示す指標)が1を切ったことや、感染者数が減少し始めたことで、特に若年層の間に油断が生まれたのが要因」と解説。「それにより実行再生産数が再び上昇し、夏場の第2波とも言える状況に陥ったわけです」と話してくれた。

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